中国河南省での日々

2年間の中国河南省の大学勤務や生活の記録を残します

大学の授業のこと

契約は週に16コマだがこの半年は1、2年生の会話授業8コマ(コマ45分)のみで内訳は月金が各2コマ、火曜に4コマの週3日勤務で週休4日。こう書くととても余裕がありそう。とはいっても初めての教科書の授業ではかなりの準備時間が必要になる。授業時間の倍以上はかけて関連資料にあたりPowerPointを準備して授業に臨む。

今期からは高級日本語読解という三年生の2コマと一年生の発音授業2コマが加えられ計12コマ、少し忙しくなる見込み。でも準備も少しずつ慣れて来て、負担感はあまり変わらないかもしれない。

月給制なのでコマ数は少なければ少ないほど有難いし、夏と冬の計3カ月半の長期休暇も同じ給料が出るのは嬉しい。これは大学によって違うらしいが。

日本にいた頃の日本語学校と比べ学生の態度やホスピタリティは圧倒的にこちらが上。何か困っていると喜んで手伝ってくれる。授業中に寝るは皆無。授業中以外にメール等でも質問もよく来る。普段、生の日本語に接する機会がほとんどないので、会話力は人によって大きな差がある。日本のアニメや映画、アイドル、歌手好きでいつも音声、動画に接している子はぐんぐん力がつく。

ちなみに日本人は大学内(2万5千人)で教師学生含めて私1人だけ。それ故の長所短所がある。安陽市内(人口約100万人)でも私以外にはいないのでは、と聞いている。どこに行っても日本人というと珍しがられる。

国語学部の講師室と教室の一年生たち。

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