中国河南省での日々

2年間の中国河南省の大学勤務や生活の記録を残します

2018年2月

さて、2月末の日本を出国した日のことから始める。

初の海外単身生活の地は中国河南省安陽市。

一度も行ったこともない場所に大学の講師として赴任する。

手荷物はスーツケース2個で50キロ超。

重量オーバー料金八千円。鄭州空港でタクシーには無事乗れたが、鄭州は深い霧(PM?)の中で前方視界不良。運転手はずっと咳をしており、こっちまで伝染した。ホテルチェックインももたつき、(入国スタンプの日付が読めないとか!)部屋に入れたのが午前1時過ぎ。ルームサービスのぬるい缶ビールを飲み空港で買っといたあんぱんを食べて寝た。

翌日鄭州駅(新幹線駅f:id:nykdyabe:20180915171744j:plain)までタクシーを飛ばし、発車30分前に着いたが、これはギリギリらしい。というかこれでは普通は間に合わないらしい。まず乗車券売り場に並ぶも、窓口の順番が来たら外国人は百メートル先のちがう窓口でチェックを受けろと言われる。そこでも並び、結局ゲートに入ってパスポートや荷物チェックをされたのが数分前。発車ギリギリで間に合った。高鉄(新幹線)に乗るには最低1時間前に駅についていないといけないと後で聞いて、外国人乗車手続きの煩雑さが理解できた。当日の乗車券はほとんど売り切れているし、窓口で空きは無いと言われて怒り出す客も多い。駅は新しくとてつもなくでかいが、待合の座席は少なく、地べたに寝転んだりして待ってる人も多い。売店の価格も空港と同じ。高鉄は庶民が乗る乗り物でもなさそうだし、人に優しいサービスのレベルまで行き届くのはまだ難しそうだ。